新築の外構で手入れが楽な庭にするには?後悔しやすい点と決め方


新築の外構を考えるとき、庭を作りたい気持ちはあっても、手入れが続くかどうかが気になる方は多いと思います。予算の都合で土のままにしておいたら、数か月で雑草だらけになった、という話もよく聞きます。

株式会社プラッツのエクステリアプランナー、藤田です。手入れが楽な庭は、完成してから工夫するより、計画の段階で、庭の使い方、土を残す範囲、水栓や排水の位置を決めておくほうが、後から直す工事が少なく済みます。

目次


最初に決めること:庭の使い方と手入れに使える時間


手入れが楽な庭は、植物の数や種類を減らせばよい、という話ではありません。庭で何をしたいかによって、必要な広さや仕上げが変わります。

庭の使い道を書き出す


洗濯物を干す、駐車する、子どもが遊ぶ、植物を育てる、ただ眺める。使い道によって、人が歩く場所と、土や植物を残す場所が分かれます。人が歩く場所は、固める、または防草処理をして砂利などで覆うほうが、手入れが減ります。

手入れに使える時間を決める


週に何時間、庭の手入れに使えるかを、家族で確認します。時間が限られている場合は、土が見える面積を最小限にし、植物は少なめにして、水栓の近くにまとめる計画が現実的です。

土を残す範囲を決める


植物を育てたい場所だけ土を残し、それ以外は手入れの少ない仕上げにする。この区別を最初に決めておくと、後の判断がしやすくなります。

後悔しやすいポイント


新築の外構で、手入れの面で後悔しやすい点を整理します。

土のままにして、後で手入れが追いつかなくなる


予算を抑えるために、土のまま、あるいは簡易的な処理で済ませると、最初の数か月から雑草が出てきます。後から防草対策をする場合、すでに生えた草の除去も必要になり、工事の手間が増えます。

植栽を植えすぎる


最初は植栽が少なく感じて、数多く植えてしまうと、数年後に成長して混み合います。成長後の大きさを想定して、本数と位置を決めます。

水栓と屋外の電源の位置が合わない


水栓が少ない、または庭から遠いと、水やりや掃除のたびに手間が増えます。外構工事の後から配管や電気配線を追加すると、舗装の撤去や掘り返しが必要になることがあります。

排水計画が不十分


雨水の流れを考えずに仕上げると、水たまりやぬかるみ、泥はね、コケの原因になります。新築時は、盛土や埋め戻しをした部分が、時間とともに沈下することもあります。そのため、地面の高さと排水先は、外構の設計段階で確認します。

敷地の条件と配置の考え方


敷地の条件によって、手入れしやすい配置は変わります。

日当たりと日陰


日当たりが良い場所は雑草が生えやすく、植物も育ちやすい場所です。建物の北側など、日陰が多い場所は、コケが生えやすく、湿気がこもりやすい傾向があります。日当たりの条件に合う仕上げと植物を選びます。

隣地との境界


隣家との距離が近い敷地では、境界付近に手が入りにくいすき間が生まれます。エアコンの室外機の裏、建物と境界ブロックの間などは、草取りの作業がしにくい場所です。こうした場所は、最初から防草処理をして、手入れが不要な仕上げにする判断が有効です。

大きく育つ木の位置


隣地や建物の近くに、成長して大きくなる木を植えると、枝や落ち葉が越境する原因になります。植える位置は、最終的な大きさと、枝や根の伸びる範囲を考えて決めます。

工事の順番と、後から足せるもの・足しにくいもの


予算の都合で、外構工事を段階的に進める場合は、後から変更しにくいものを先に決めておくことが重要です。

後から変更しにくいもの


排水の配管と勾配、舗装の下地、水栓の位置、屋外の電気配線、境界のブロックなどは、後から変更すると既存の仕上げを壊す必要があります。これらは、最初に計画しておくほうが、後の手間と費用を抑えやすくなります。

後から足しやすいもの


植栽、砂利の追加、鉢植え、小さな花壇などは、生活しながら少しずつ足せます。最初は最低限の植栽にして、使いながら増やす、という進め方もできます。

見積もりを比較するときの確認点


防草処理、下地の工事、排水の処理、水栓の位置が、見積もりに含まれているかを確認します。これらが含まれていないと、後から追加の工事が必要になることがあります。

よくある質問


Q. 外構工事は、建物ができてからでも間に合いますか?


間に合いますが、建物の工事中に、水栓や排水、電気の配線を考えておくと、外構工事の際の掘り返しが減ることがあります。外構の計画は、建物の設計や工事の段階から、早めに相談しておくほうが選択肢が広がります。

Q. 庭を作らず、全部コンクリートにする選択肢はありますか?


手入れは減りますが、雨水の排水、夏の照り返し、植物の景観がなくなることを考慮する必要があります。駐車や通路に使う場所は固め、それ以外は砂利や植栽にするなど、場所ごとに仕上げを分ける方法もあります。

Q. 予算が限られている場合、何を優先すべきですか?


排水、舗装の下地、水栓の位置など、後から変更しにくいものを優先します。植栽や装飾は、後から足せるため、後回しにしても影響が少なくなります。

まとめ


新築の外構で手入れが楽な庭にするには、庭の使い方と手入れに使える時間を決め、土を残す範囲を絞り、排水、水栓、下地といった後から変更しにくいものを先に計画します。植栽は、成長後の大きさを考えて本数を決めます。

見積もりの比較では、防草処理、下地、排水の処理が含まれているかを確認してください。計画の段階で迷う場合や、敷地の高低差、排水、隣地との境界に不安がある場合は、専門業者に相談してください。

不安なことがあれば、エクステリア専門会社 プラッツにご相談ください。

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