冬に庭づくり・外構工事をしてもいい?冬の施工で注意すること


庭を整えたいと考えながらも、冬は寒くて工事に向かないのではないか、コンクリートの仕上がりに影響が出るのではないか、と不安になり、春まで待とうか迷っている方は多いと思います。実際には、冬でも進められる工事は多くあります。ただし、気温や天候の影響を受けやすい工事があるため、事前に知っておくことが重要です。

株式会社プラッツのエクステリアプランナー、藤田です。

冬の外構工事は、工事の種類によって向き不向きがあります。低温で注意が必要な工事、冬に向く植栽、冬に計画を始める利点、依頼前に確認したいことを順に説明します。

目次


冬の外構工事は可能か:工事の種類ごとの向き不向き


結論から言うと、冬の外構工事は可能なものが多くあります。ただし、気温と天候に左右される度合いが、工事の種類によって異なります。

比較的影響を受けにくいのは、フェンスや門柱の設置、木製の工作物、照明や配線、既存の撤去や解体といった工事です。これらは、材料が気温で硬化する工程が少ないため、天候が安定していれば進めやすい工事です。

影響を受けやすいのは、コンクリートやモルタルを使う工事、タイルや石材の接着、塗装や防腐処理など、材料が時間をかけて硬化・乾燥する工程を含む工事です。低温になると硬化が遅れたり、凍結で強度や仕上がりに影響が出たりすることがあります。

また、冬は日没が早く、作業できる時間が短くなります。雨や霜が続くと作業を中断せざるを得ず、工期が延びることもあります。工事の種類と時期で、スケジュールの余裕が必要かどうかが変わると考えてください。

コンクリート・モルタル・塗装など、低温で注意が必要な工事


コンクリートは、気温が低いと硬化が遅れ、打設後に凍結すると強度が出にくくなります。一般に、日平均気温が4℃以下になる時期は、寒中コンクリートとして特別な配慮が必要とされています。駐車場の土間コンクリートなど、外構で多く使われる工事も、冬は養生(硬化するまで保護すること)の期間を長めに取るといった対応が必要です。

モルタルやタイルの接着、石材の施工も同様に、低温で接着材や目地材の硬化が遅れます。その為、施工後の養生が重要です。

塗装や防腐処理は、低温や結露で塗料が乾きにくく、仕上がりに影響することがあります。塗料には、施工できる気温の条件がメーカーごとに定められています。冬に塗装を行う場合は、その条件を満たす天気と時間帯を選ぶ必要があります。

これらの工事を冬に依頼する場合は、気温が低い日の工程をどう管理するのか、養生をどう行うのか、天候で延期になる場合の連絡方法はどうなるのかを、契約前に確認しておくと安心です。

冬に植栽を植えてよいか:落葉樹と常緑樹の違い


植栽は、冬が適期の植物があります。

落葉樹は、葉を落として休眠している11月〜3月上旬ごろが、植え付けや移植に向く時期とされています。根への負担が少なく、植え付け後に根を張りやすいためです。ただし、地面が凍結するほどの厳寒期は避け、状況に応じて判断します。

常緑樹は、寒さが厳しい時期の植え付けや移植は傷みやすく、避けた方が良い樹木もあります。寒さに弱い種類は、春以降に植えるほうが安全です。

植栽は、植物の種類によって適期が異なります。植えたい植物が決まっている場合は、その植物の適期を確認したうえで、工事の時期を考えてください。外構工事と植栽を同時に依頼する場合は、工事を先に進め、植栽の時期だけ別にする方法もあります。

植え付け後は、水やりや支柱の管理が必要です。冬は乾燥しやすいため、植えたあとの水やりの方法も、業者に確認しておくと安心です。

冬に相談して春に進める流れと、依頼前に確認したいこと


冬は、工事を急がず計画を進めるのに向いた時期でもあります。

葉が落ちる冬は、既存の庭の地面、高低差、境界、ブロックや擁壁の状況が確認しやすくなります。また、冬は太陽の高さが低く、日当たりの条件が一年で最も厳しい時期です。冬の日当たりを確認しておくと、洗濯物を干す場所や植栽の位置を決める際の判断材料になります。

春に工事を始めたい場合は、冬のうちに現地調査と見積もりを進めておくと、プランの検討に時間をかけられます。希望の時期が決まっている場合は、早めに相談したほうが、日程を組みやすくなることがあります。

依頼前に確認しておきたいのは、次の点です。

  • 工事の種類ごとの、低温時の対応方法
  • 雨や雪などで工事が延期になった場合の連絡の方法
  • 工期が延びた場合の、追加費用の有無
  • 植栽の植え付け時期と、植えたあとの管理

現状の庭の写真、希望する内容、優先したいこと、予算の目安を伝えると、相談がスムーズに進みます。

よくある質問


Q. 12月に依頼して、年内に工事を終えられますか?


工事の規模や内容、業者のスケジュールによって異なります。年末は職人や資材の手配が難しくなることもあるため、年内の完成を希望する場合は、できるだけ早く相談してください。養生期間が必要な工事は、特に余裕を見込む必要があります。

Q. 雨の日や雪の日は、工事はどうなりますか?


天候によっては、工事を延期することがあります。延期の判断や連絡の方法は業者によって異なるため、契約前に確認してください。コンクリートなど、天候の影響を強く受ける工事は、天気予報を見ながら日程を調整するのが一般的です。

Q. 冬に見積もりを依頼するとき、何を伝えればよいですか?


現状の庭の写真、困っていること、希望する内容、予算の目安、希望する完成時期を伝えてください。冬ならではの条件(日当たり、凍結、霜の出やすい場所)で気になる点があれば、あわせて伝えると、現地調査で確認してもらえます。

冬の工事を判断する基準と、相談の目安


冬でも進められる外構工事は多くありますが、コンクリート、モルタル、塗装などは低温の影響を受けるため、養生や工期の確認が必要です。植栽は、落葉樹は冬に向き、常緑樹や寒さに弱い種類は春以降のほうが安全です。

冬は工事を急ぐ時期というより、現地の条件を確認して計画を固める時期と考えると、判断しやすくなります。工事の時期に希望がある場合は、早めに相談して、工事の種類ごとの注意点を確認してください。

不安なことがあれば、エクステリア専門会社 プラッツにご相談ください。

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