【初心者向け】ベランダで楽しむ花の育て方|プロが教える3つのコツ
はじめまして。株式会社プラッツのエクステリアプランナー、藤田と申します。
「庭がないから、花を育てるのは無理…」そう諦めていませんか?
マンションやアパートに住んでいても、ベランダは立派なガーデニングスペースになります。実は、ちょっとしたコツさえ知っていれば、誰でも手軽にベランダで色とりどりの花を楽しむことができるんです。この記事では、プロの視点から、ベランダで花を育てる際のポイントや、初心者さんでも失敗しないためのヒントをお伝えします。
あなただけの素敵なベランダガーデンを、一緒に作っていきましょう。不安なことがあれば、エクステリア専門会社 プラッツにご相談ください。
目次
1. ベランダで花を育てるって難しい?始める前に知っておきたいこと
「ベランダガーデニング」と聞くと、なんだか難しそう、面倒くさそうと感じる方もいらっしゃるかもしれませんね。でも、ご安心ください。ベランダガーデニングは、ちょっとした工夫で誰でも簡単に始められます。私がお客様からよくいただく質問の一つに、「マンションのベランダでも大丈夫?」というものがあります。
答えは、もちろん「大丈夫」です。むしろ、庭よりもスペースが限られている分、かえって管理がしやすいというメリットもあります。また、ベランダは風が強い場所も多いですが、風に強い植物を選んだり、風よけを設置したりすることで解決できます。
ベランダガーデニングで一番大切なのは、完璧を目指さないこと。まずは小さな鉢ひとつからでも始めてみることが成功の秘訣です。このブログを読んで、気軽にチャレンジしてみましょう。
2. 【まずはこれ】ベランダにおすすめの育てやすい花3選
ベランダでのガーデニングに慣れていない方には、お手入れが簡単で、丈夫な花を選ぶことをおすすめします。私がお客様によく提案する、ベランダガーデニングにぴったりの花を3つご紹介します。
- ペチュニア:鮮やかな花色が魅力で、夏の間ずっと花を咲かせてくれます。日光を好むので、日当たりの良いベランダにぴったりです。
- ゼラニウム:乾燥に強く、水やりの手間が少ないため、忙しい方でも育てやすいのが特徴です。
- 日々草(ニチニチソウ):暑さに強く、真夏のベランダでも元気に咲き続けます。次々と新しい花を咲かせるので、長く楽しめます。
これらの花は、園芸店でもよく見かけますし、育て方の情報も豊富です。まずは気に入ったものをひとつ選んで、鉢に植えることから始めてみませんか?
3. ベランダガーデニングを成功させる!日当たりと風通しのチェックポイント
ベランダで花を育てる上で、最も重要なのが日当たりと風通しです。これらを適切に管理することが、花をきれいに咲かせるためのカギとなります。
まず、日当たりについては、ベランダの向きによって日差しが当たる時間が変わってきます。南向きなら日当たりが良く、北向きなら日陰になりがちです。育てたい花がどのくらいの日差しを必要とするか、購入する際に確認しておきましょう。日陰でも育つ植物もたくさんあります。
次に、風通しです。ベランダは風が強い場所が多いですが、適度な風は植物の病気を防いでくれます。しかし、強すぎる風は植物を傷つけたり、鉢を倒してしまったりする原因になります。必要に応じて、メッシュのシートやパーテーションで風よけを設置するのも良い方法です。また、鉢と鉢の間を少し開けて、空気が通るように配置することも大切です。

4. ベランダでの水やりと肥料の基本
「水やりが難しそう」という不安をよく耳にしますが、実はとってもシンプルです。
- 水やりのタイミング: 土の表面が乾いているのを確認してから、たっぷりと与えましょう。鉢底から水が流れ出るまであげるのが目安です。
- 水やりの時間帯: 夏場は、日中の暑い時間帯を避け、朝か夕方の涼しい時間帯に行いましょう。冬場は、気温が高い日中に水やりをすると、根腐れを防げます。
次に肥料についてです。肥料は、植物が元気に育つための栄養剤です。購入した培養土には、すでに肥料が含まれていることがほとんどなので、最初は追加で与える必要はありません。花が咲き始めたら、液体肥料を週に1回程度与えると、花付きがよくなります。ただし、与えすぎると逆効果なので、商品の説明書に記載されている量を守りましょう。
5. 限られたスペースを有効活用!おしゃれなレイアウト術
ベランダはスペースが限られているからこそ、レイアウトの工夫が大切になります。私がお客様に提案する中で、特に喜ばれるレイアウト術をいくつかご紹介します。
- 鉢スタンドを活用: 鉢スタンドを使うと、縦の空間を有効活用でき、立体感のあるおしゃれな空間になります。
- 壁面を利用: 壁掛け用のプランターやワイヤーネットを使えば、壁面を花のディスプレイとして楽しめます。
- カラーコーディネート: 同じ色合いの花を集めたり、あえてカラフルな花を組み合わせたりすることで、統一感のあるベランダガーデンを作れます。
ベランダに小さな椅子やテーブルを置けば、花を眺めながらリラックスできるカフェのような空間にもなりますよ。ぜひ、自分だけの居心地の良い空間づくりに挑戦してみてください。
6. ベランダの花に関するよくある質問
Q1. ベランダで植物を育てて、下の階に水が垂れないか心配です。
A. 水やりの際は、受け皿付きの鉢を使うか、プランターの下にトレイを敷くことで、水漏れを防げます。また、ホースの先にシャワーノズルを付けて、水が飛び散らないように工夫するのもおすすめです。水をあげる時間帯を工夫することも大切です。
Q2. 日当たりが悪いベランダでも花は育てられますか?
A. 日当たりが悪いベランダでも、花を育てることは十分に可能です。アジサイやインパチェンス、ヒューケラなど、日陰を好む植物を選ぶと良いでしょう。また、明るい色の花を植えると、ベランダ全体が明るく見える効果も期待できます。
Q3. 忙しくて毎日水やりができません。
A. サボテンや多肉植物など、乾燥に強い植物を選ぶのが一番です。また、自動水やり器を設置したり、保水力の高い土を使ったりするのも有効です。水やりが楽になる工夫を取り入れることで、無理なくガーデニングを続けられます。
まとめ
今回は、ベランダで花を育てる際の基本的なポイントや、手入れが楽になるコツをご紹介しました。庭がなくても、ベランダはあなただけの特別な空間になります。最初は不安に感じるかもしれませんが、この記事を参考に、まずは小さな一歩を踏み出してみてください。
「自分のベランダに合ったプランをプロに相談したい」そんな時は、エクステリアの専門家である私たち株式会社プラッツにご相談ください。お客様のライフスタイルやベランダの条件に合わせて、最適なプランを提案します。
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