初心者でも簡単!ロックガーデンの作り方と手入れのコツ


こんにちは!エクステリアプランナーの藤田です。

庭の雰囲気をガラッと変えたい、でもお手入れは楽にしたい。そんな風に考えていませんか?今回は、最近注目されている「ロックガーデン」についてご紹介します。

「ロックガーデンって、なんだか難しそう…」「どんな植物を植えればいいの?」

そんな風に思われる方も多いかもしれませんね。

ご安心ください。

実はロックガーデンは、初心者の方でも手軽に始められる、とても魅力的な庭づくりなんです。

この記事では、ロックガーデンの基本から簡単な作り方、お手入れのコツまで具体的にイメージできるように詳しく解説します。

不安なことがあれば、エクステリア専門会社のプラッツにご相談ください

1. ロックガーデンとは?初心者向けに魅力を解説


ロックガーデンとは、大小さまざまな岩や石を配置し、その間に乾燥に強い植物を植えることで、まるで自然の岩場や山岳地帯のような景色を再現する庭のスタイルです。

植物をメインにする一般的なガーデニングとは異なり、石が主役になるのが大きな特徴です。石のもつ力強さや存在感が、庭全体にダイナミックで洗練された印象を与えてくれます。

また、シンプルでありながら、配置する石や植物の組み合わせ次第で、和風にも洋風にも、あるいはモダンな雰囲気にもできるので、庭のイメージをガラッと変えたい方にはぴったりの選択肢です。

ロックガーデンは、見た目のおしゃれさだけでなく、手入れが楽という実用的なメリットも持っています。

乾燥に強い植物をメインに使うため、頻繁な水やりや肥料やりはほとんど必要ありません。

さらに、地面の大部分を石や砂利で覆うため、雑草が生えにくくなるのも嬉しいポイントです。

私が担当したお客様の中にも、「庭の手入れが大変で、週末が潰れてしまう…」というお悩みをお持ちの方がいらっしゃいました。

そこでロックガーデンをご提案したところ、「こんなにお手入れが楽になるなら、もっと早く知りたかった!」と、とても喜んでいただけました。

「手間をかけずにおしゃれな庭を楽しみたい」という方にとって、ロックガーデンはまさに理想の庭づくりと言えるでしょう。

2. ロックガーデンに必要な材料と選び方


ロックガーデンを作る上で欠かせないのが「石」と「土」です。それぞれの選び方を知っておきましょう。

【石】


石はロックガーデンの主役です。選ぶ石の種類によって、庭の雰囲気が大きく変わります。

ゴツゴツとした角のある割栗石(わりぐりいし)や、丸みを帯びたゴロタ石が一般的です。

割栗石はシャープでワイルドな印象に、ゴロタ石は柔らかく優しい雰囲気を演出します。

私がお客様にご提案する際は、まず「どんな雰囲気の庭にしたいか」をじっくりお聞きします。

例えば、モダンな雰囲気がお好みならグレーや黒の割栗石を、ナチュラルな雰囲気がお好みならベージュ系のゴロタ石をおすすめしています。

石は、ホームセンターや専門の石材店で購入できます。色や形、大きさを実際に見比べて、庭の広さやイメージに合ったものを選びましょう。

【土】


植物が育つための土も重要です。

ロックガーデンに植える植物の多くは、水はけの良い土を好みます。

専用の山野草の土を使うのが一番手軽ですが、ご自身でブレンドすることも可能です。

赤玉土や軽石、鹿沼土などを普通の培養土に混ぜることで、水はけを格段に良くすることができます。

水のやりすぎによる根腐れを防ぐためにも、「水はけ」は特に意識してください。

3. 初心者でも失敗しない植物の選び方


ロックガーデンには、手間がかからず丈夫で、乾燥に強い植物を選ぶことが成功の鍵です。

植物の種類をいくつかご紹介しましょう。

【多肉植物】


ぷっくりとした葉が特徴的な多肉植物は、水やりが少なくても育つため初心者向きです。

アガベリュウゼツランエケベリアなどが代表的です。

特にアガベは、力強い見た目でロックガーデンの雰囲気をぐっと引き締めてくれます。

個性的な樹形のアガベ・アテナータや、鋭い葉をもつアガベ・チタノタなど、種類も豊富です。

【オージープランツ】


オーストラリア原産の植物で、独特な葉や樹形が魅力的です。

ユーカリアカシアバンクシアなどが人気です。

ユーカリのシルバーリーフは、ロックガーデンに涼しげな印象を与え、風に揺れる姿が軽やかさを演出します。

バンクシアはユニークな花穂が特徴で、庭のアクセントになります。

【低木・下草】


背が低く、あまり大きくならない樹木や、地面を覆うように広がる植物もおすすめです。

ヒューケラはカラフルな葉が美しく、ロックガーデンの差し色になります。

香りの良いローズマリーラベンダーなども、乾燥に強く管理が楽です。

これらの植物をバランス良く配置することで、年間を通して美しい庭を保つことができます。

4. ロックガーデンの簡単な作り方3ステップ


ロックガーデンは、以下の3つのステップを踏めば、初心者の方でもきれいに作ることができます。

ステップ1:場所を決めて土を整える


日当たりが良く、水はけの良い場所を選びましょう。

土を深く掘り、小石や雑草の根などを丁寧に取り除いてください。

次に、水はけを良くするための土(軽石などを混ぜたもの)を入れ、しっかりと耕します。

この土壌改良を丁寧に行うことが、植物が元気に育つための重要なポイントです。

ステップ2:石を配置する


まずは主役となる大きな石から配置し、全体のバランスを見ていきましょう。

石は、ただ置くだけでなく、少し埋め込むようにすると、より安定感が増し、自然な景色に見えます。

大小さまざまな石を組み合わせることで、高低差が生まれ、奥行きのあるダイナミックなデザインになります。

石の配置はロックガーデンの印象を大きく左右するので、時間をかけてじっくり考えるのがおすすめです。

ステップ3:植物を植える


石と石の隙間や、作ったスペースに植物を植え付けます。

いきなり植え付けるのではなく、まずは鉢に入れたままの状態で石の上に置き、全体の配置バランスを確認するのがコツです。

植え付けが終わったら、植物の周りに化粧砂利や小石を敷き詰めます。

こうすることで、雑草が生えにくくなるだけでなく、見た目も美しく整えられます。

5. ロックガーデンの手入れでよくある質問


ロックガーデンは手入れが楽と言われますが、「全く手入れがいらない」わけではありません。

ここでは、よくある質問にお答えします。

Q1. 水やりはどれくらい必要ですか?


A. 基本的には、頻繁な水やりは必要ありません。

ロックガーデンに植える植物は乾燥に強い種類がほとんどです。

植え付けた直後や、雨が降らない日が極端に続いた時だけ、土の表面が乾いていたらたっぷりと水を与えましょう。

水のやりすぎは根腐れの原因になりますので、注意が必要です。

Q2. 雑草対策はどうすればいいですか?


A. 化粧砂利やマルチングが効果的です。

ロックガーデンでは、石や砂利を敷き詰めることで、雑草が生えるスペースを減らすことができます。

それでも生えてきた場合は、こまめに手で抜いて対応しましょう。

放置すると根が張って抜きにくくなるので、早めの対応が大切です。

Q3. 植物が枯れてしまったらどうすればいいですか?


A. 枯れた植物はそのままにせず、早めに取り除いてください。

ロックガーデンは植え替えが比較的簡単なので、枯れてしまった部分に新しい植物を植え直すことができます。

新しい植物を試す良い機会と捉えて、お気に入りの種類を探してみるのも楽しいですよ。

6. ロックガーデンで理想の庭を手に入れるには


ここまで、ロックガーデンの魅力や作り方、お手入れのコツについてお伝えしてきました。

「自分でもできそう!」と感じていただけたでしょうか?

ロックガーデンは、手間をかけずに個性的でおしゃれな庭をつくりたい方にぴったりの選択肢です。

とはいえ、

「どの石を選べばいいか分からない…」

「うちの庭の環境に合った植物は?」

「もっと本格的なロックガーデンにしたい」

など、具体的な疑問や不安がある方もいらっしゃるかもしれません。

そんな時は、ぜひ私たちのようなエクステリアの専門家にご相談ください。

お客様のライフスタイルや、お庭の環境に合わせた最適なプランをご提案し、理想のロックガーデンを実現するお手伝いをさせていただきます。

私たちプロの知識と経験を活かして、あなたの「理想の庭」を形にしていきましょう。

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