オーニングで後悔しない!費用相場と業者選びの完全ガイド


「シェードよりもしっかりした日除けが欲しいけど、オーニングって高そう…」

「せっかく高いお金を出すんだから、絶対に失敗したくない!」「悪質な業者に騙されたりしないか心配…」

こんにちは!株式会社プラッツでエクステリアプランナーをしております、藤田です。

機能性が高く、お庭の快適性を劇的に向上させてくれるオーニング。しかし、決して安い買い物ではないからこそ、設置してから「こんなはずじゃなかった…」と後悔する方も少なくないのが実情です。

この記事では、オーニングの設置で後悔しないために、皆さんが最も知りたい「リアルな費用相場」と「信頼できる業者の見極め方」を、プロの視点から徹底的に解説します。この記事を読めば、オーニングの適正価格が分かり、安心して相談できる業者を選ぶ知識が身につきます。

大切な住まいへの投資で失敗しないために、少しでも不安なことがあれば、私たちエクステリア専門会社 プラッツにご相談ください

1. はじめに:「高い買い物だったのに…」オーニングで後悔する5つの共通点


私がこれまでお客様からご相談を受けた中で、オーニングで後悔された方にはいくつかの共通点がありました。まずは、よくある失敗例をご紹介します。

  1. 思っていたより日除け効果がなかった
    (→設置する方角や角度の計画が不十分だった)
  2. すぐに壊れた、動かなくなった
    (→価格の安さだけで、品質の低い製品を選んでしまった)
  3. 家の外観と合わず、安っぽく見える
    (→オーニングの写真だけを見てデザインや色選びをしてしまった)
  4. 追加料金を請求され、予算を大幅にオーバーした
    (→最初の見積もりが「一式」で、内容が不透明だった)
  5. 壁から雨漏りしてきた
    (→知識や技術のない業者による、ずさんな工事が原因)

これらの失敗は、製品知識、費用、業者選び、この3つのポイントをしっかり押さえることで、すべて未然に防ぐことができます。この先で、一つずつ詳しく見ていきましょう。

2. 【費用編】オーニングの価格は何で決まる?リアルな費用内訳と相場を大公開


オーニングの工事費込みの費用相場は、一般的に20万円~50万円程度がボリュームゾーンです。この価格の違いは、主に以下の要素によって決まります。

価格を決める4大要素


  • サイズ(横幅 × 出幅)
    当然ですが、サイズが大きくなればなるほど価格は上がります。
  • 駆動方式(手動 or 電動)
    リモコンで操作できる電動タイプは、手動タイプに比べて5万円~10万円ほど高くなります。
  • キャンバス(布地)のグレード
    デザイン性や、熱線をカットする遮熱性の高いキャンバスは、標準的なものより高価になります。
  • オプション機能
    風や日差しを感知して自動で開閉するセンサーなどを追加すると、その分費用が加算されます。

見積もりを取る際は、必ず「製品代」と「標準工事費」、そして「その他諸経費(出張費や廃材処分費など)」の内訳が明記されているかを確認しましょう。「工事費一式」としか書かれていない見積もりは、後から追加料金を請求されるリスクがあるため注意が必要です。

3. 選ぶ前に知りたい!電動タイプと手動タイプのメリット・デメリット


オーニング選びで多くの方が悩むのが、手動と電動のどちらを選ぶか。それぞれのメリット・デメリットを理解して、ご自身の使い方に合った方を選びましょう。

手動タイプのメリット・デメリット


  • メリット:初期費用が安い。電気工事が不要。構造がシンプルなため故障のリスクが低い。
  • デメリット:開閉に手間と時間がかかる。大きなサイズになると操作が重くなる。

電動タイプのメリット・デメリット


  • メリット:リモコン一つで開閉が楽。センサーなどのオプションを追加できる。開閉が億劫にならず、使用頻度が上がる。
  • デメリット:初期費用が高い。電気工事が必要。モーターの寿命や故障のリスクがある。

「こまめに開閉するのが面倒になり、結局使わなくなった」という後悔を防ぐためには、多少費用が上がっても電動タイプを選ぶのがおすすめです。特に、掃き出し窓のような大きなサイズに設置する場合は、その快適さの違いを実感できるはずです。猛暑の中、外に出ずに開閉ができるのは魅力的です。

4. 【業者選び編】その業者、大丈夫?信頼できるプロを見極める5つの質問


オーニング工事の品質は、業者選びで決まると言っても過言ではありません。見積もりを依頼する際に、以下の5つの質問を投げかけてみてください。その答え方で、信頼できる業者かどうかが見えてきます。

  1. 「この壁(木造、ALCなど)に設置する場合、どのような方法で固定しますか?」
    →壁の構造に合わせた具体的な施工方法を、分かりやすく説明できるか。
  2. 「施工実績の写真などを見せていただくことは可能ですか?」
    →過去の施工事例を豊富に持っており、自信を持って見せてくれるか。
  3. 「製品保証と、工事に関する保証はそれぞれどうなっていますか?」
    →メーカーの製品保証だけでなく、自社の工事に対する保証(工事保証)について明確に定めているか。
  4. 「もしキャンバスが破れたり、動かなくなったりした場合、修理の対応はしてもらえますか?」
    →設置後のアフターフォロー体制がしっかりしているか。
  5. 「見積もりの内訳について、詳しく説明していただけますか?」
    →費用の内訳を一つ一つ丁寧に説明し、こちらの疑問に誠実に答えてくれるか。

これらの質問に対して、曖昧な答えをしたり、面倒くさそうな態度を取ったりする業者は避けた方が賢明です。

5. 専門家が教える!設置前に必ず確認したい最終チェックリスト


契約を結ぶ前に、最終確認として以下の項目をチェックしておきましょう。

  • 設置高さと角度は適切か:低すぎると圧迫感があり、高すぎると日除け効果が薄れます。最適な高さと角度をしっかり打ち合わせましょう。
  • 近隣への影響はないか:張り出したオーニングが隣家の敷地にはみ出したり、雨水が隣地に流れたりしないかを確認します。
  • エアコン室外機の位置:オーニングの真下に室外機があると、熱風でキャンバスが傷む原因になります。設置場所の移動なども含めて相談しましょう。
  • 搬入経路の確認:大きなオーニングを設置する場合、製品を搬入する経路が確保されているかも事前に確認が必要です。

6. 【よくある質問】


Q1. オーニング設置で外壁に開ける穴は、家の強度や雨漏りに影響ない?


A. 信頼できる専門業者が正しく施工すれば、全く問題ありません。オーニングの固定は、建物の構造上重要な柱や梁にボルトを打ち込みます。経験豊富な業者は、どこに頑丈な下地があるかを的確に判断します。また、穴を開けた部分は、コーキング材で防水処理を施しますので、そこから雨漏りする心配はありません。逆に、知識のない業者が施工すると、これらの処理が不十分でトラブルの原因となります。

Q2. 設置後のメンテナンスは必要?費用はどれくらいかかる?


A. ご自身でできる日常的なメンテナンスとしては、キャンバスの汚れを定期的に水洗いすることです。これにより、カビの発生を防ぎ美観を保てます。専門的なメンテナンスは必須ではありませんが、数年に一度、プロに可動部の注油やネジの緩みなどを点検してもらうと、より長く安心して使えます。費用は点検内容によりますが、出張費+数千円からが目安です。

Q3. 建物の保証(瑕疵担保責任)に影響はありますか?


A. オーニングの設置が原因で建物に不具合が生じた場合、それは建物の保証ではなく、オーニングを設置した業者の「工事保証」の対象となります。だからこそ、自社の工事に責任を持つ、しっかりとした工事保証制度のある業者を選ぶことが非常に重要なのです。契約前に、保証の範囲と期間を必ず書面で確認しましょう。

まとめ:正しい知識で、満足のいくオーニング選びを


オーニングは、決して安い買い物ではありません。しかし、正しい知識を持って製品と業者を選び、ご自身のライフスタイルに合ったものを設置すれば、夏の暮らしを豊かにし、価格以上の価値をもたらしてくれる素晴らしい設備です。

この記事でお伝えした「費用」「製品知識」「業者選び」のポイントを参考に、後悔のない、満足のいくオーニング選びを実現してください。

「うちの壁にはどんなオーニングが付けられるの?」「複数のメーカーを比較して提案してほしい」など、具体的な検討を進めたい方は、ぜひお気軽に私たちにご相談ください。数多くの施工実績を持つプロとして、お客様にとって最善のご提案をお約束します。

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