【庭の年間計画】季節ごとの花と庭づくりプランをプロが解説
はじめまして。株式会社プラッツのエクステリアプランナー、藤田と申します。
「一年を通して、庭で色々な花を楽しみたい!」そう思っていても、いざ実践するとなると、どうすればいいか迷ってしまいますよね。花が終わったらどうしたらいいの?次に植える花はいつ準備すればいいの?
実は、一年中花が咲く庭づくりには、少しだけ計画が必要です。でも、難しく考える必要はありません。この記事では、プロのエクステリアプランナーである私が、季節の移り変わりを感じられる庭づくりのプランニング方法を解説します。
四季折々の花が咲き誇る、あなただけの庭づくりを一緒に始めましょう。不安なことがあれば、エクステリア専門会社 プラッツにご相談ください。
目次
1. 一年中花が咲く庭は夢じゃない!年間計画の重要性
「一年中花が咲く庭」と聞くと、とても大変なイメージを持つかもしれません。しかし、これは決して夢ではありません。大切なのは、それぞれの季節に合った花を計画的に植えること。これが、年間計画です。
年間計画を立てておけば、次に何を植えればいいか、いつ植え替えをすればいいかが一目でわかります。例えば、春に咲く花が終わりかけたら、夏に咲く花の準備を始める、といった具合です。
実際に私が担当したお宅でも、最初に年間計画を立てることで、一年中花が楽しめる理想の庭が完成しました。計画を立てることで、庭づくりがもっと楽しく、効率的になります。四季折々の花が咲き誇る、生命力あふれる庭を一緒に作っていきましょう。
2. 【春の庭】チューリップやパンジーで彩る庭づくり
春は、一年の中で最も多くの花が咲き、庭が華やかになる季節です。この時期の主役は、球根植物と一年草。これらの植物を計画的に植えることで、色鮮やかな庭を演出できます。
- 球根植物(チューリップ、ムスカリなど): 前年の秋に植えておくと、春に美しい花を咲かせます。植えっぱなしでも毎年楽しめるものが多いです。
- 一年草(パンジー、ビオラなど): 冬から春にかけて長く花を楽しめるのが魅力です。
また、フェンスやパーゴラにバラやクレマチスなどのつる性植物を這わせると、庭に立体感が生まれます。これらの植物を組み合わせることで、春から初夏へと移りゆく、生命力あふれる庭を演出できます。
3. 【夏の庭】暑さに負けない!涼しげな庭を演出する花
夏の強い日差しの中、庭を涼やかに彩ってくれる花々を選びましょう。夏の庭は、花だけでなく、葉の緑を楽しむ季節でもあります。例えば、アサガオやフウセンカズラなどのつる性植物でグリーンカーテンを作ると、見た目にも涼しく、部屋に差し込む日差しも和らげることができます。
- 夏に強い花(ルドベキア、ニチニチソウ、ヒマワリなど): 暑さに強く、手入れが楽な花を選ぶのがポイントです。
- リーフプランツ(ヒューケラ、コリウスなど): 葉の色や形が美しい植物を植えると、花が少なくなる時期でも庭に表情が生まれます。
また、秋に向けての準備も大切です。秋の主役となるコスモスやキクなどは、夏のうちに種まきや苗の植え付けをしておきます。そうすることで、秋になったらすぐに美しい花を楽しむことができます。

4. 【秋の庭】紅葉も楽しめる!実り豊かな庭のつくり方
秋は、夏の疲れを癒し、落ち着いた雰囲気の庭づくりを楽しむ季節です。
- 秋に咲く花(シュウメイギク、コスモス、キクなど): 落ち着いた色合いの花を選べば、シックで大人っぽい庭になります。
- 実をつける植物(コムラサキシキブ、ピラカンサなど): 赤や紫色の可愛らしい実が、庭に彩りを添えてくれます。
- 紅葉する植物(カエデ、ドウダンツツジなど): 葉が色づく植物を植えると、紅葉の美しさを楽しめます。
夏の花が終わったら、秋の花を植え、冬に向けての準備を始めましょう。秋は春の庭づくりにもつながる大切な時期です。チューリップやヒヤシンスなどの球根を植え付けるのに最適な時期なので、来年の春の庭を思い描いて植え付け作業をしてみましょう。
5. 【冬の庭】寂しくならない!常緑樹とクリスマスローズで彩る
冬の庭は、どうしても寂しくなりがちですが、植物を選べば冬でも美しい庭を保つことができます。
- 常緑樹(ツバキ、ナンテンなど): 葉が一年中緑の常緑樹を植えると、冬でも庭に緑が残ります。
- 冬に咲く花(クリスマスローズ、パンジー、ビオラなど): 寒さに強く、冬の庭を明るくしてくれる花たちです。
また、葉の色が美しいコニファー(針葉樹)や、葉が紅葉する植物を植えておくと、冬でも庭に表情が生まれます。冬の静かな庭を眺めながら、次の季節に咲く花を思い描くのも楽しい時間になりますよ。
6. 庭の年間計画に関するよくある質問
Q1. 庭の四季を楽しむには、どのくらいのスペースが必要ですか?
A. 大きなスペースがなくても大丈夫です。ベランダや玄関先に、季節ごとの花を植えた鉢をいくつか並べるだけでも、四季の移り変わりを感じられます。限られたスペースでも、一年を通して楽しめる花の組み合わせを考えることで、理想の庭は実現できます。
Q2. 季節の変わり目に花が咲いていない時期はどうすればいいですか?
A. 花が咲いていない時期も、リーフプランツやグラス類(イネ科の植物)を組み合わせることで、緑豊かな庭を保てます。また、常緑樹やコニファーを植えておけば、冬でも寂しくならない庭になります。
Q3. 植え替えのタイミングがわかりません。
A. 花の種類によって植え替えのタイミングは異なります。一般的には、花が終わった後や、休眠期に入る前に行うことが多いです。園芸店で購入する際に、植え替えの時期を確認しておくと良いでしょう。
まとめ
今回は、季節ごとの花の年間計画について解説しました。四季の移り変わりを感じられる庭は、毎日の暮らしを豊かにしてくれます。この記事を参考に、あなただけの年間計画を立ててみてください。
「もっと具体的に相談したい」「うちの庭に合ったプランを立ててほしい」そう思われた方は、エクステリアの専門家である私たち株式会社プラッツにご相談ください。四季折々の花が咲き誇る、あなただけの庭づくりを、プロの視点からサポートします。
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