紅葉が美しい【シンボルツリー】人気の種類と特徴を徹底比較
こんにちは。株式会社プラッツのエクステリアプランナー藤田です。今回は、紅葉が美しいシンボルツリーを植えたいと考えている方に向けて、特に人気のある種類をいくつかご紹介し、それぞれの特徴や魅力を徹底的に比較します。
「モミジとカエデって何が違うの?」「実がなる木もいいな」など、木選びで迷っていませんか?この記事を読めば、あなたのお庭にぴったりのシンボルツリーが見つかるはずです。それぞれの特徴を知り、後悔しない木選びをしましょう。不安なことがあれば、エクステリア専門会社 プラッツにご相談ください。
目次
1. 【王道】モミジ・カエデの種類と特徴
紅葉の代名詞といえば、やはりモミジやカエデですよね。この2つは同じカエデ科の植物で、葉の切れ込みが深いものをモミジ、浅いものをカエデと一般的に区別することが多いです。ここでは、特に人気の2種類をご紹介します。
イロハモミジ
日本の気候によく合う、最もポピュラーなモミジです。掌状(しょうじょう)に5~7つに深く裂けた葉が特徴で、秋には赤やオレンジ、黄色など、鮮やかに色づきます。日当たりが良い場所を好み、病害虫にも比較的強いので、初心者にもおすすめです。
ヤマモミジ
イロハモミジよりも葉がやや大きく、力強い印象があります。山地に自生していることもあり、丈夫で育てやすいのが魅力です。紅葉はイロハモミジに劣らず美しく、庭に存在感を与えてくれます。
2. 【実も楽しめる】ジューンベリー・ハナミズキ
「紅葉だけでなく、他の季節も楽しみたい」という方には、実や花も楽しめる種類のシンボルツリーがおすすめです。ここでは、人気の2種類をご紹介します。
ジューンベリー
春には可愛らしい白い花を咲かせ、初夏(6月頃)にはブルーベリーのような赤い実をつけます。この実は食べられるので、お子様と一緒に収穫を楽しむこともできます。秋には美しい紅葉が楽しめ、四季を通して庭を彩ってくれる人気の樹種です。
ハナミズキ
春に咲く花が有名ですが、秋の紅葉も非常に美しいのが特徴です。赤やオレンジ、紫色に色づく葉は、庭を華やかにしてくれます。病害虫に強く、お手入れが比較的簡単なため、初心者の方にもおすすめです。
3. 【個性的な葉】ドウダンツツジ・アオダモ
「他の家とは少し違う、個性的なシンボルツリーを選びたい」という方には、葉の形や樹形に特徴のある樹種がおすすめです。
ドウダンツツジ
春にはスズランのような小さな白い花を咲かせ、秋には燃えるような鮮やかな赤色に紅葉します。葉が細かく、全体的にふんわりとした樹形になるのが特徴です。比較的コンパクトに収まるので、狭い庭にも向いています。
アオダモ
繊細で美しい樹形が特徴で、雑木林のようなナチュラルな雰囲気を演出したい方におすすめです。秋には黄色から紫がかった色に紅葉します。成長は比較的ゆっくりで、庭のシンボルとして長く楽しめます。

4. 育てやすさで選ぶ!初心者におすすめの紅葉樹
「お手入れが簡単な木を選びたい」という初心者の方には、以下のポイントを意識して選ぶと良いでしょう。
- 病害虫に強い: 日常の管理が楽になります。
- 剪定の手間が少ない: 自然と樹形が整うタイプや、成長がゆっくりなタイプを選びましょう。
- 日本の気候に合う:* 地域の気候に合った木を選ぶことで、元気に育ちやすくなります。
今回ご紹介した中では、特にジューンベリーやハナミズキ、イロハモミジが育てやすく、初心者にもおすすめです。まずはこれらの樹種から検討してみてはいかがでしょうか。
5. シンボルツリーの紅葉をより美しくする方法
せっかく紅葉するシンボルツリーを植えるなら、より美しく楽しみたいですよね。ここでは、紅葉を鮮やかにするためのちょっとしたコツをご紹介します。
- 日当たりを確保する:紅葉は日光が重要です。植え付けの際は、できるだけ日当たりの良い場所を選びましょう。
- 適切な水やり:夏場に水切れを起こすと、葉が傷んでしまい、きれいな紅葉になりません。乾燥する時期には、朝か夕方にたっぷりと水を与えましょう。
- 適度な肥料:肥料を与えることで、木が健康に育ち、鮮やかな紅葉につながります。ただし、与えすぎは禁物です。
6. 【よくある質問】人気の紅葉シンボルツリーに関するQ&A
Q1. モミジは日陰でも育ちますか?
A. モミジは比較的日陰に強い樹種ですが、美しい紅葉を楽しむためには、ある程度の日当たりが必要です。全く日が当たらない場所では、葉の色がくすんでしまうことがあります。
Q2. 実のなるシンボルツリーは、鳥の被害が心配です。
A. ジューンベリーなどは、鳥が実を食べに来ることがよくあります。鳥の対策としては、防鳥ネットをかけたり、鳥が嫌がるアイテムを設置したりする方法があります。鳥の訪問も庭の楽しみの一つと捉える方も多いです。
Q3. 紅葉しない年があるのはなぜですか?
A. 紅葉の色づきは、夏の気温や秋の気候に左右されます。特に、夏が暑すぎたり、秋になっても気温が高いと、きれいに紅葉しないことがあります。また、木の健康状態が悪い場合も、紅葉がうまくいかない原因になります。
シンボルツリーは、一度植えると何十年と付き合っていく大切な存在です。ご自身で育てることに不安がある方、最初からプロに任せたいという方は、ぜひお気軽に私たちにご相談ください。お客様の理想の庭づくりを、専門家の視点からお手伝いします。
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