庭を人工芝にするメリット・デメリットは?後悔しない選び方と費用を解説


はじめまして。株式会社プラッツでエクステリアプランナーをしている藤田です。「庭の草むしりが大変…」「子供が裸足で走り回れる庭にしたい」そう考えている方は多いのではないでしょうか。

そんなお悩みを解決する手段として、人工芝は今とても注目されています。しかし、「人工芝って本当に手入れが楽なの?」「費用はどれくらいかかるの?」といった不安もありますよね。

この記事では、人工芝リフォームのメリットやデメリット、後悔しないための選び方、費用について、プロの視点から詳しく解説します。不安なことがあれば、エクステリア専門会社 プラッツにご相談ください。

1. 庭を人工芝にリフォームするメリットとは?


人工芝リフォームには、天然芝にはないたくさんのメリットがあります。ここでは主なメリットを3つご紹介します。

人工芝最大のメリットは、お手入れの手間がほとんどかからないことです。天然芝のように、定期的な芝刈りや水やり、施肥(せひ)といった作業は一切必要ありません。「休日は草むしりで終わってしまう…」というお悩みからも解放されます。

共働きのご家庭や、子育てで忙しい方には特におすすめです。

また、天然芝は、季節によって枯れたり、変色したりすることがありますが、人工芝なら、一年中鮮やかな緑色を保つことができます。冬の寒い時期でも、まるで春のような美しい庭を眺められるのは嬉しいポイントです。見た目の美しさを重視する方にもぴったりです。

さらに、人工芝は、クッション性があるので、転んだ時の衝撃を吸収し、ケガのリスクを減らします。土や泥で服が汚れる心配もありません。天然芝と違って虫がわきにくいため、虫が苦手な方でも安心です。実際に、私が担当したお客様のお宅でも、「子供が裸足で庭を走り回るようになった!」と喜んでいただけました。

2. 人工芝リフォームのデメリットと注意すべきポイント


多くのメリットがある一方で、人工芝にもデメリットはあります。

後悔しないために、デメリットもしっかりと把握しておきましょう。

人工芝は、天然芝に比べて初期費用が高くなります。特に、プロに施工を依頼する場合、材料費に加えて工事費用も発生します。しかし、ランニングコスト(維持費用)はほとんどかからないため、長い目で見れば天然芝よりも安くなるケースもあります。

また、夏の暑い時期は、人工芝が熱を帯びて高温になることがあります。火傷するほどの高温になることは稀ですが、裸足で長時間歩くのは避けた方が良いでしょう。最近では、熱くなりにくい機能を持つ人工芝も開発されています。

さらに、人工芝自体には水を通す穴が開いていますが、下地(したじ)の処理が不十分だと、水がうまく流れず、カビや雑菌が繁殖してしまうことがあります。特に、DIYで施工する場合は注意が必要です。プロに依頼することで、水はけの良い下地をしっかりと作ってもらえます。

3. 失敗しない人工芝の選び方!種類や素材を比較


人工芝には、さまざまな種類があります。庭の用途や見た目の好みに合わせて、最適なものを選びましょう。

芝丈(しばたけ)とは、人工芝の毛の長さのことです。

短い芝丈(20〜30mm)は、見た目がすっきりしていて、お手入れも簡単です。主にテラスやベランダに適しています。長い芝丈(30〜40mm)は、クッション性が高く、ふかふかした感触が特徴です。子供の遊び場や、寝転がってくつろぎたい場所に最適です。

迷ったら、35mm程度のものが、見た目と機能性のバランスが良くおすすめです。

また、人工芝の主な素材は、「ポリエチレン」と「ポリプロピレン」です。ポリエチレンは、柔らかく弾力性があり、手触りが良いのが特徴です。子供やペットが遊ぶ場所におすすめです。ポリプロピレンは、耐久性が高く、へたりにくいのが特徴です。人が頻繁に行き来する場所に適しています。最近では、両方の素材を組み合わせたハイブリッドタイプも増えています。

4. 人工芝リフォームにかかる費用相場と内訳


人工芝リフォームの費用は、業者に依頼するか、DIYで行うかによって大きく変わります。業者に依頼する場合、費用の内訳は、「材料費」+「施工費」となります。一般的な費用相場は、1平方メートルあたり8,000円〜15,000円です。

例えば、庭の広さが20平方メートルの場合、16万円〜30万円程度が目安となります。費用には、下地処理や整地(せいち)、転圧(てんあつ)といった、プロならではの丁寧な作業が含まれます。DIYで行う場合は、材料費のみで済むため、費用を抑えることができます。

人工芝の材料費は、1平方メートルあたり2,000円〜6,000円程度が相場です。ただし、専用の道具を揃える費用や、作業にかかる労力も考慮する必要があります。

5. 人工芝のよくある質問


Q1. 自分で敷くのは難しい?


A. 庭の形が複雑だったり、水勾配(みずこうばい)と呼ばれる傾斜をつけたりする必要がある場合は、DIYでは難しいでしょう。下地処理が不十分だと、水はけが悪くなったり、芝がでこぼこになったりして、せっかくのリフォームが台無しになることもあります。美しく、長持ちする仕上がりを求めるなら、プロに依頼することをおすすめします。

Q2. ペットがいても大丈夫?


A. はい、大丈夫です。ペットが粗相をしても、水で流すだけで簡単に掃除できます。また、土のように掘り返してしまう心配もありません。ただし、毛が絡まりやすいので、こまめにブラッシングや掃除機をかけることをおすすめします。

Q3. 耐用年数はどれくらい?


A. 一般的な人工芝の耐用年数は、約7年〜10年です。ただし、人工芝の品質や使用環境によって異なります。安価なものだと、数年で色あせたり、芝がへたったりしてしまうこともあります。長く使うことを考えると、品質の良いものを選ぶことが大切です。

6. 人工芝の施工をプロに任せるべき理由


人工芝リフォームは、DIYでも可能ですが、美しい仕上がりと耐久性を求めるなら、プロへの依頼がおすすめです。

プロは、長年の経験と知識で、庭の状況に合わせた最適な下地処理を行います。これにより、水はけが良くなり、雑草が生えにくく、美しい状態を長く保つことができます。また、庭の形に合わせて、人工芝をきれいにカットし、継ぎ目が目立たないように丁寧に施工してくれます。

まとめ


人工芝リフォームは、日々の庭のお手入れの手間を減らし、家族みんなが快適に過ごせる空間を手に入れるための有効な手段です。メリットだけでなく、デメリットや費用をしっかり把握し、後悔のないリフォームを実現しましょう。

「うちの庭に人工芝は合うかな?」「費用についてもっと詳しく知りたい」など、少しでも気になることがあれば、ぜひ一度、エクステリアの専門家である私たちにご相談ください。

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