ロックガーデンを彩る植物図鑑:おしゃれな庭づくりに役立つ種類と選び方


こんにちは!エクステリアプランナーの藤田です。

前回の記事では、ロックガーデンの魅力や作り方についてお話ししました。

今回は、「じゃあ、具体的にどんな植物を選べばいいの?」という疑問にお答えします。

ロックガーデンは、使う石だけでなく、植える植物によっても雰囲気が大きく変わります。

この記事では、初心者の方でも育てやすく、ロックガーデンをよりおしゃれに見せるための植物を「多肉植物」「オージープランツ」「低木・下草」の3つのカテゴリーに分けてご紹介します。

ぜひ、あなたの理想のロックガーデンにぴったりの植物を見つけてください。

不安なことがあれば、エクステリア専門会社のプラッツにご相談ください

1. なぜロックガーデンには乾燥に強い植物がおすすめなのか?


ロックガーデンは、ゴロゴロとした石を配置し、その隙間に植物を植えるスタイルです。このスタイルでは、どうしても土の量が少なくなってしまいます。

土が少ないと、雨が降った時などに水が溜まりにくく、すぐに乾燥してしまうという特徴があります。そのため、ロックガーデンに植える植物は、乾燥した環境でも元気に育つ種類を選ぶことが大切です。

乾燥に強い植物は、日々の水やりがほとんどいらないため、お手入れが非常に楽というメリットもあります。忙しくて庭になかなか時間をかけられない方や、ガーデニング初心者の方でも、気軽に楽しめるのが魅力です。

私がお客様にロックガーデンをご提案する際は、必ずこの点を最初にお話しします。お手入れの手間がぐっと減ることで、庭づくりがもっと楽しくなりますよ。

ロックガーデンの主役になる!おすすめの多肉植物


多肉植物は、ロックガーデンの主役として抜群の存在感を放ちます。

水分を葉や茎に蓄える性質があるため、乾燥に強く、水やりもほとんど必要ありません。

多肉植物の中でも、特にロックガーデンに映える種類をいくつかご紹介します。

アガベ


メキシコ原産で、鋭い葉とダイナミックな樹形が特徴です。特に、アガベ・アテナータは、とげが少なく丸みを帯びた葉が優雅な印象を与えます。

一方、アガベ・チタノタは、葉の縁に鋭いとげがあり、ワイルドで力強い雰囲気を演出できます。その存在感は、庭のシンボルツリーとしてもぴったりです。

リュウゼツラン


アガベと同じリュウゼツラン属の植物で、大型になる種類が多く、庭に迫力を与えます。

特に、吉祥天(キッショウテン)という品種は、葉が放射状に広がり、美しいロゼット型を形成します。

エケベリア


バラのようなロゼット型が可愛らしい多肉植物です。葉の色や形、大きさも豊富で、ロックガーデンの隙間に植えることで、小さなアクセントになります。

2. 個性を演出するならこれ!魅力的なオージープランツ


オーストラリア原産の植物は、ユニークな葉の形や色、樹形が魅力です。ロックガーデンに取り入れることで、一気に個性的な雰囲気を演出できます。

耐寒性のある種類が多く、日本の気候でも育てやすいのが嬉しいポイントです。

ユーカリ


シルバーがかった丸い葉が特徴的で、庭に植えるだけでおしゃれな雰囲気に。

品種によって樹形も様々で、ユーカリ・ポポラスのようにハート型の葉が可愛い種類もあれば、ユーカリ・グニーのようにシャープな葉をもつ種類もあります。

風に揺れる姿が涼しげで、心地よい香りを放つのも魅力です。

アカシア


早春に黄色いふわふわとした花を咲かせることで知られています。特にアカシア・プルプレアは、新芽が紫がかっており、カラーリーフとしても楽しめます。

繊細な葉の形がロックガーデンの力強さと対照的で、面白いコントラストを生み出します。

バンクシア


ユニークな円柱形の花穂が特徴的なオージープランツです。ドライフラワーとしても人気があります。

花だけでなく、葉の形も個性的で、庭のアクセントになります。

3. 庭に彩りを添えるロックガーデン向きの低木・下草


主役の多肉植物やオージープランツを引き立て、庭に彩りや柔らかさを加える低木や下草も重要です。

これらの植物をバランス良く配置することで、ロックガーデンの完成度を高めることができます。

  • ヒューケラ:カラフルな葉が特徴で、日陰でも育ちやすいので、ロックガーデンの日陰になる部分に植えるのに適しています。
  • ローズマリー:ハーブとしておなじみで、乾燥に強く、丈夫です。匍匐性(ほふくせい)のローズマリーは、石と石の間から流れ落ちるように広がり、柔らかい雰囲気を演出できます。
  • コニファー:背丈が低く、あまり大きくならない矮性(わいせい)品種を選ぶと、管理が楽です。常緑なので、一年を通して緑を楽しむことができます。
  • タイム:グランドカバーとして優秀なハーブです。石の間に植えると、地面を覆うように広がり、雑草対策にもなります。

4. 庭に彩りを添えるロックガーデン向きの低木・下草


主役の多肉植物やオージープランツを引き立て、庭に彩りや柔らかさを加える低木や下草も重要です。

これらの植物をバランス良く配置することで、ロックガーデンの完成度を高めることができます。

  • ヒューケラ:カラフルな葉が特徴で、日陰でも育ちやすいので、ロックガーデンの日陰になる部分に植えるのに適しています。
  • ローズマリー:ハーブとしておなじみで、乾燥に強く、丈夫です。匍匐性(ほふくせい)のローズマリーは、石と石の間から流れ落ちるように広がり、柔らかい雰囲気を演出できます。
  • コニファー:背丈が低く、あまり大きくならない矮性(わいせい)品種を選ぶと、管理が楽です。常緑なので、一年を通して緑を楽しむことができます。
  • タイム:グランドカバーとして優秀なハーブです。石の間に植えると、地面を覆うように広がり、雑草対策にもなります。

5. 植物を組み合わせる際のポイントと注意点


ロックガーデンの植物選びで大切なのは、種類だけでなく、全体のバランスです。

まず、庭の広さを考慮して、植物の大きさを選びましょう。大きくなりすぎる植物は、将来的に手入れが大変になったり、庭のバランスを崩してしまう可能性があります。

次に、植物の背丈に高低差をつけることで、庭に奥行きが生まれます。背の高いアガベなどを後方に、低いタイムなどを手前に配置すると、立体感が出て見栄えが良くなります。

また、花の色や葉の色も考慮しましょう。緑の濃淡や、シルバーリーフ、カラフルなヒューケラなどを組み合わせることで、単調になりがちなロックガーデンに動きと彩りを与えることができます。

6. 【よくある質問】 ロックガーデンの植物に関するQ&A


ロックガーデンの植物について、お客様からよくいただく質問にお答えします。

Q1. 寒さに弱い植物は、冬はどうすればいいですか?


A. 寒冷地では、アガベなど一部の多肉植物は寒さで傷んでしまうことがあります。冬場はビニールを被せて霜よけの対策が必要です。

Q2. 植物を増やしたいのですが、どうすればいいですか?


A. ロックガーデンで使う多肉植物は、葉挿しや株分けで簡単に増やすことができます。オージープランツは挿し木で増やせる種類もあります。

Q3. 庭の日当たりが悪くても、ロックガーデンは作れますか?


A. はい、可能です。日陰でも育つ植物を選べば大丈夫です。ヒューケラやギボウシ、アジュガなど、日陰に強い植物をメインにすることで、日当たりが悪い場所でもロックガーデンを楽しめます。

ここまで、ロックガーデンにぴったりの植物についてご紹介しました。

植物は一つ一つに個性があり、組み合わせ次第で無限のデザインが生まれます。

「どの植物を選べばいいか分からない」「プロにアドバイスをもらいたい」という方は、ぜひお気軽にご相談ください。

私たちプラッツが、お客様のイメージを形にするお手伝いをさせていただきます。

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