駐車場にインターロッキング!選び方と施工費用を解説
はじめまして、株式会社プラッツ エクステリアプランナーの藤田です。これまで多くのお客様の外構デザイン、施工に携わってきました。
駐車場は、家の外観を大きく左右する重要な要素の一つです。機能性はもちろんのこと、美観も両立させたいと考える方も多いのではないでしょうか?
そんな駐車場作りに最適な素材として、近年注目を集めているのが「インターロッキング」です。インターロッキングとは、ブロック状の舗装材を組み合わせて敷き詰める舗装方法のこと。耐久性、デザイン性、排水性に優れており、コンクリート舗装よりもおしゃれで個性的な駐車場を作ることができます。
この記事では、駐車場にインターロッキングを導入するメリット・デメリットから、種類、選び方、施工費用まで詳しく解説していきます。
この記事を読めば、インターロッキングの駐車場について理解を深め、導入を検討する際に役立つ情報を得られます。ぜひ最後まで読んで、理想の駐車場作りにお役立てください。
不安なことがあれば、エクステリア専門会社 プラッツにご相談ください。
目次
なぜ駐車場にインターロッキングがおすすめ?メリットを紹介
インターロッキングの駐車場には、以下のようなメリットがあります。
- デザイン性が高い:色、形、素材のバリエーションが豊富なので、住宅のスタイルや好みに合わせて自由にデザインできます。和風、洋風、モダンなど、どんなテイストにも合わせやすいのが魅力です。
- 耐久性が高い:インターロッキングブロックは、かみ合わせ構造によって、一つ一つのブロックがしっかりと固定されています。そのため、車などの重量にも耐えられ、長期間美しい状態を保つことができます。
- 排水性が高い:インターロッキングブロックの間には隙間があるため、雨水が地面に浸透しやすく、水たまりができにくい構造になっています。
- メンテナンスがしやすい:もし一部が破損した場合でも、その部分だけを交換することができるので、メンテナンス費用を抑えられます。
- 雑草対策になる:インターロッキングブロックを敷き詰めることで、雑草が生えにくくなります。ただし、目地部分から雑草が生える可能性があるので、防草シートなどを併用するか、固まる目地材を使用するとより効果的です。
駐車場のインターロッキング、デメリットと注意点
インターロッキングの駐車場には、メリットだけでなく、デメリットや注意点も存在します。
- 初期費用が高い:コンクリート舗装などに比べると、材料費と施工費がかかります。
- 段差が生じやすい:経年劣化や地盤沈下によって、インターロッキングブロックに段差が生じることがあります。
- 凍結による破損:寒冷地では、冬場に水が凍結してインターロッキングブロックが破損する可能性があります。
- タイヤ痕が目立つ:タイヤ痕がつきやすい素材もあります。特に、明るい色のインターロッキングを選ぶ場合は、注意が必要です。
デメリットや注意点を理解した上で、導入を検討しましょう。
駐車場に適したインターロッキングの種類
駐車場に適したインターロッキングは、以下の通りです。
- コンクリート製インターロッキング:安価で耐久性が高く、デザインも豊富なので、駐車場に最もよく使われる種類です。
- 透水性インターロッキング:雨水を地面に浸透させることができるので、水たまりができにくく、環境にも優しいインターロッキングです。
- 平板インターロッキング:薄い板状のインターロッキングで、スタイリッシュな駐車場にしたい方におすすめです。
駐車場に適したインターロッキングを選ぶ際は、耐久性、排水性、デザイン性、価格などを考慮して選ぶようにしましょう。
【素材別】インターロッキングの駐車場の施工費用相場
インターロッキングの駐車場の施工費用相場は、使用する材料、施工面積、施工業者によって異なりますが、一般的には以下の通りです。
- コンクリート製インターロッキング:1平方メートルあたり約8,000円~15,000円
- 透水性インターロッキング:1平方メートルあたり約10,000円~20,000円
- 平板インターロッキング:1平方メートルあたり約12,000円~25,000円
例えば、15平方メートルの駐車場にコンクリート製インターロッキングを敷設する場合、約12万円~22.5万円の費用がかかることになります。
費用を抑えたい場合は、DIYで施工することも可能です。DIYで施工する場合の費用は、材料費のみで済むため、業者に依頼するよりも費用を抑えることができます。
駐車場のインターロッキング、DIYは可能?
駐車場のインターロッキングは、DIYでも施工することができます。ただし、駐車場は人が歩くだけの場所よりも強度が求められるため、DIYで施工する場合は、以下の点に注意する必要があります。
- 下地の準備をしっかりと行う:地面をしっかりと転圧し、砕石を敷き詰めることで、インターロッキングが沈下するのを防ぎます。
- インターロッキングブロックを隙間なく敷き詰める:隙間があると、車が通った際にインターロッキングがずれたり、破損したりする可能性があります。
- 目地材をしっかりと充填する:目地材がしっかりと充填されていないと、インターロッキングブロックがずれたり、雑草が生えたりする可能性があります。
DIYに自信がない場合や、駐車場の面積が広い場合は、無理せず専門業者に依頼することをおすすめします。
よくある質問
Q1. 駐車場に適したインターロッキングの厚みは?
A. 車の重さに耐えられるように、4cm以上の厚みがあるインターロッキングを選ぶのがおすすめです。特に、大型車や重量のある車を駐車する場合は、6cm以上の厚みがあるインターロッキングを選ぶと安心です。
Q2. 車の重さに耐えられるインターロッキングは?
A. コンクリート製のインターロッキングは、強度が高く、車の重さに耐えることができます。特に、高強度コンクリートを使用したインターロッキングは、より強度が高く、おすすめです。
Q3. 駐車場のインターロッキング、水はけが悪い場合は?
A. 水はけが悪い場合は、透水性インターロッキングを敷設するか、排水溝を設置することで改善することができます。透水性インターロッキングは、雨水を地面に浸透させることができるので、水たまりができにくくなります。排水溝を設置する場合は、勾配をつけることで、水を効率的に排水することができます。
まとめ
この記事では、駐車場にインターロッキングを導入するメリット・デメリットから、種類、選び方、施工費用までご紹介しました。インターロッキングは、デザイン性と機能性を兼ね備えた優れた素材です。
駐車場のリフォームを検討している方は、ぜひインターロッキングを検討してみてはいかがでしょうか。
株式会社プラッツでは、お客様のご要望に合わせた外構プランをご提案させていただきます。インターロッキングの駐車場についても、お気軽にプラッツにご相談ください。
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