おしゃれな外構の定番!ガビオンの魅力とは?
株式会社プラッツ エクステリアプランナーの藤田です。私はお客様の理想の住まいづくりをお手伝いするため、日々プランニングに励んでいます。
外構は、住まいの顔となる重要な部分です。ガビオンは、そんな外構をおしゃれに彩る、おすすめの素材の一つです。
今回の記事では、ガビオンの魅力や、施工事例、DIYで作る際のポイントなどをご紹介しました。この記事が、皆様の素敵な外構づくりのお役に立てれば幸いです。
不安なことがあれば、エクステリア専門会社 プラッツにご相談ください。
目次
ガビオンとは?おしゃれな外構に人気の理由
「最近よく見かけるあのスタイリッシュな外構、何だろう?」そう思ったら、それは“ガビオン”かもしれません。ガビオンとは、鉄製の籠(かご)に石を詰めた建材のこと。シンプルながらも存在感のある佇まいで、近年、外構デザインの素材として人気が高まっています。
ガビオンの魅力は、なんといってもそのスタイリッシュな見た目。無機質な金属と自然石のコントラストが美しく、モダンな住宅からナチュラルテイストの家まで、幅広い住宅のデザインにマッチします。また、石の種類や積み方、籠のデザインによって、個性的な表情を生み出せるのも魅力の一つです。
ガビオンは、門柱や壁、フェンスなど、外構の様々な場所に活用できます。例えば、門柱にガビオンを取り入れると、スタイリッシュで存在感のある顔つきに。また、庭の境界にガビオンの壁を設置すれば、おしゃれな目隠しとして機能します。さらに、ベンチや花壇にガビオンを取り入れるなど、アイディア次第で様々な使い方ができるのも魅力です。
ガビオンを取り入れた外構デザイン事例
- 門柱: シンプルな門柱も、ガビオンを取り入れることで、スタイリッシュなアクセントに。石の種類や照明によって、雰囲気を変えることができます。
- 壁・フェンス: ガビオンの壁やフェンスは、目隠しとしての役割を果たしながら、おしゃれな外構を演出します。植物と組み合わせることで、よりナチュラルな雰囲気に。
- ベンチ: 庭に設置したガビオンのベンチは、くつろぎの空間を演出しながら、おしゃれなアクセントにもなります。
- 花壇: ガビオンで囲った花壇は、スタイリッシュで洗練された印象を与えます。植物とのコントラストも美しく、個性的な空間を演出できます。
メリット・デメリットからわかる!ガビオンが合う家の特徴
メリット
- デザイン性が高い: 無機質な金属と自然石の組み合わせがスタイリッシュで、モダンな住宅にも、ナチュラルな住宅にもマッチします。
- 耐久性が高い: 鉄製の籠と自然石を使用しているため、耐久性に優れており、長期間美観を保つことができます。
- メンテナンスが簡単: 特別なメンテナンスは必要ありません。汚れが気になる場合は、水で洗い流す程度でOKです。
- コストパフォーマンスが良い: コンクリートやレンガなどの素材と比べて、比較的安価で施工できるのも魅力です。
- 防音効果: 石が音を吸収するため、ある程度の防音効果も期待できます。
デメリット
- 重量がある: 石を使用するため、重量があり、設置場所によっては、地盤補強が必要になる場合があります。
- 錆び: 鉄製の籠を使用しているため、経年劣化により錆びが発生する可能性があります。錆を防ぐため、定期的なメンテナンスが必要です。
ガビオンの素材選び:石材の種類と選び方のポイント
ガビオンに使用される石は、大きく分けて「砕石」と「割栗石」の2種類があります。
- 砕石: 岩石を機械で砕いて角張った形状にしたもの。比較的安価で、色のバリエーションも豊富です。
- 割栗石: 自然石を割って加工したもの。丸みを帯びた形状で、高級感のある仕上がりになります。
石の種類によって、ガビオンの雰囲気は大きく変わります。住宅のデザインや好みに合わせて、最適な石を選びましょう。
石材を選ぶ上でのポイント
- 色: ガビオンの石は、白、グレー、黒、茶色など、様々な色のものがあります。住宅の外壁や周りの景観との調和を考えて選びましょう。
- 大きさ: 石の大きさによっても、雰囲気が異なります。大きな石は重厚感のある仕上がりになり、小さな石は繊細な印象を与えます。
- 形: 角張った石、丸みを帯びた石など、形も様々です。好みに合わせて選びましょう。
照明との組み合わせで夜の雰囲気アップ!おすすめの外構照明
ガビオンは、照明との組み合わせによって、夜間は昼間とは異なる魅力的な表情を見せてくれます。
おすすめの照明
- アッパーライト: ガビオンの石の質感を際立たせ、立体感を演出します。
- ダウンライト: ガビオンを優しく照らし、落ち着いた雰囲気を演出します。
- スポットライト: ガビオンの一部を強調し、ドラマチックな空間を演出します。
照明の色温度や明るさによっても雰囲気が変わるので、専門家と相談しながら、最適な照明計画を立てましょう。
よくある質問
Q1. ガビオンのメンテナンスは大変ですか?
A. ガビオンは、特別なメンテナンスは必要ありません。汚れが気になる場合は、水で洗い流す程度でOKです。ただし、鉄製の籠は、経年劣化により錆びが発生する可能性があります。錆を防ぐため、定期的な塗装などのメンテナンスを行うようにしましょう。
Q2. ガビオンの費用はどのくらいかかりますか?
A. ガビオンの費用は、使用する石の種類や量、施工面積などによって異なります。おおよそですが、1平方メートルあたり、2万円~5万円程度が目安となります。
Q3. ガビオンはDIYでも作れますか?
A. ガビオンは、DIYでも製作可能です。ただし、石の重量があるため、設置場所によっては、地盤補強が必要になる場合もあります。安全に配慮して作業を行いましょう。
まとめ:プロに相談して理想のガビオン外構を実現しよう
ガビオンは、デザイン性と機能性を兼ね備えた魅力的な外構素材です。素材やデザイン、照明との組み合わせ次第で、個性あふれる空間を演出できます。
しかし、ガビオンの施工には、専門的な知識や技術が必要です。地盤の状態によっては、地盤補強が必要になる場合もあります。また、石の種類や積み方によって、仕上がりの強度や美観が大きく変わるため、専門家のアドバイスを受けるようにしましょう。
理想のガビオン外構を実現するために、エクステリア専門会社に相談してみてはいかがでしょうか。経験豊富な専門家が、お客様の要望やお住まいの状況に合わせて、最適なプランをご提案させていただきます。
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