株式会社プラッツ 1級エクステリアプランナー

書いた人:藤田知子

2024年9月6日

株式会社プラッツ 1級エクステリアプランナー

書いた人:藤田知子

2024年9月6日

【オープン外構】門柱の高さはどう決める?防犯性とデザイン性を両立


こんにちは!株式会社プラッツでエクステリアプランナーをしている藤田です。

開放的なオープン外構にしたいけど、門柱の高さをどうすればいいのか迷っていませんか?

門柱の高さは、オープン外構の防犯性やデザイン性に大きく影響する重要な要素です。適切な高さの門柱を選ぶことで、安心感と美しさを兼ね備えた外構を実現できます。

そこで今回は、オープン外構における門柱の高さに焦点を当て、防犯性とデザイン性の両方を考慮した選び方や注意点について詳しく解説します。

この記事を読めば、あなたの家にぴったりの門柱の高さを見つけ出すことができるでしょう。ぜひ最後まで読んで、理想のオープン外構作りにお役立てください。

不安なことがあれば、エクステリア専門会社 プラッツにご相談ください

1. オープン外構の門柱、高さはどれくらいが安全?


オープン外構の門柱の高さは、一般的に1.2m~1.8m程度が目安とされています。しかし、安全性は高さだけで決まるわけではありません。敷地条件や周辺環境、そして住む人のライフスタイルによって最適な高さは異なります。

例えば、小さなお子様がいる場合は、門柱に登ってしまったり、落下してしまう危険性も考慮する必要があります。また、交通量の多い道路に面している場合は、視線を遮る効果を高めるために、ある程度の高さが必要になります。

安全性を確保するためには、門柱の高さだけでなく、素材や形状、門扉の開閉方法なども考慮することが重要です。専門家のアドバイスを受けながら、最適な門柱を選びましょう。

2. 防犯性を高める門柱の高さ|視線を遮る効果と心理的効果


門柱は、外構の防犯性を高める上でも重要な役割を果たします。適切な高さの門柱を設置することで、外部からの侵入者を抑止し、犯罪を未然に防ぐ効果が期待できます。門柱の高さによる防犯効果は、主に「視線を遮る効果」と「心理的効果」の2つに分けられます。

2-1. 視線を遮る効果


ある程度の高さのある門柱を設置することで、道路から家の中や庭が見えにくくなり、プライバシーを保護することができます。また、侵入者にとっても、敷地内が見えにくいということは、侵入経路や家人の様子を把握しにくくなるため、犯行をためらう要因になります。

2-2. 心理的効果


門柱は、物理的な境界線としての役割だけでなく、心理的な境界線としての役割も担っています。高さのある門柱は、侵入者に対して、「この家には簡単に侵入できない」という印象を与えるため、犯罪抑止効果が期待できます。

3. デザイン性を考慮した門柱の高さ|家の外観とのバランス


門柱は、家の顔となる重要な要素であり、その高さは、外構全体の印象を大きく左右します。門柱の高さを決める際には、防犯性だけでなく、家の外観とのバランス、そして、外構全体のデザインとの調和も考慮することが大切です。

例えば、モダンなデザインの家には、シンプルでスタイリッシュな門柱が似合いますし、和風の家には、木目調の素材を使った温かみのある門柱が調和します。家の外観や外構の雰囲気に合わせた門柱を選ぶことで、統一感のある美しい外構を実現することができます。また、門柱の高さによって、外構に開放感や重厚感を与えることもできます。低い門柱は、開放的で明るい印象を与え、高い門柱は、重厚感や高級感を演出することができます。どのような雰囲気の外構にしたいのかをイメージしながら、門柱の高さを選ぶようにしましょう。

4. 素材による門柱の高さの印象の違い|圧迫感を減らすには?


門柱の高さによる印象は、素材によっても大きく異なります。同じ高さの門柱でも、素材によって圧迫感が生じたり、開放的に感じたりすることがあります。例えば、コンクリートや石材など、重厚感のある素材は、高すぎる門柱にすると圧迫感が出てしまう可能性があります。一方、アルミや木材など、軽量で明るい印象の素材は、比較的高い門柱でも圧迫感を軽減することができます。

圧迫感を減らすためには、門柱のデザインも重要です。門柱の一部にガラスブロックやルーバーなどを使用することで、視線を遮りつつも、光や風を通すことができます。また、門柱の足元を植栽で彩ることで、圧迫感を和らげ、自然な雰囲気を演出することもできます。

5. 門柱周りの照明計画|高さとの組み合わせで防犯効果アップ!


門柱周りの照明計画は、防犯性を高めるだけでなく、外構の雰囲気をガラリと変える重要な要素です。門柱の高さに合わせて照明を効果的に設置することで、夜間でも安心して過ごせる空間を作ることができます。門柱の高さに合わせた照明を選ぶことで、より効果的に空間を照らし、防犯性を高めることができます。例えば、低い門柱には、足元を照らすフットライトや、門柱全体を照らすアップライトが効果的です。一方、高い門柱には、門柱の上部から広範囲を照らすダウンライトや、門柱の壁面に沿って設置するウォールライトなどが適しています。

また、センサーライトと組み合わせることで、侵入者を deterrent する効果を高めることもできます。門柱の高さや設置場所に合わせて、最適な照明を選定しましょう。

6. 【よくある質問】 オープン外構の門柱の高さに関する疑問


Q1. オープン外構の門柱は、高ければ高いほど防犯性が高いのですか?


A. ある程度の高さは防犯効果を高めますが、高すぎると圧迫感が生じたり、周囲の景観を損なう可能性もあります。重要なのは、家のデザインや周辺環境とのバランスを考慮し、最適な高さを選ぶことです。専門家の意見を参考にしながら、防犯性とデザイン性を両立できる門柱を選びましょう。

Q2. 門柱の高さを決める際に、他に注意すべき点はありますか?


A. 道路からの視線、日当たり、風通し、そして、家の外観とのバランスなどを考慮して決める必要があります。また、将来的に植栽を植える予定がある場合は、その成長も考慮する必要があります。

Q3. 門柱の高さを変更する場合、費用はどのくらいかかりますか?


A. 高さを変更する場合の費用は、門柱の材質やデザイン、工事の規模などによって異なります。そのため、まずは専門業者に見積もりを依頼することをおすすめします。

オープン外構の門柱の高さは、防犯性、デザイン性、そして安全性などを考慮して総合的に判断する必要があります。大切なのは、家族みんなが安心して快適に過ごせる空間を作ることです。今回の内容を参考に、理想のオープン外構を実現してください。

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